医療用ウィッグやインナーキャップのかぶり方、着用方法、お手入れ方法|自然な見た目と安心のストーリー
ウィッグをかぶる前の準備
自髪が多い場合はウィッグをかぶる前にご自身の髪をまとめます。
ヘアピンやヘアネットを使って頭に沿うように髪をまとめるのがコツです。

前髪を上げ、全体を後ろに流すように髪をピンでまとめます。


髪が長い場合には、髪をゴムで1ヶ所または2ヶ所で結び、左右に引き上げてピンで留めます。なるべく「お団子」にならないように、頭に沿って平らにまとめます。


ヘアネットをゴムがついている側を下にして首まで通します。


生え際まで引き上げ、後ろ側の端を折りたたんでピンで留めます。


生え際が少し出るようにヘアネットを後ろにずらします。

■インナーキャップのかぶり方
※ヘアネットを併用する必要はありません
※ヘアネットを併用する必要はありません
インナーキャップ(別売り)は頭皮の保護やベースネットの網目が透けることを防ぎます。直接肌に当たらないよう縫い目を表側にして軽くのせるようにかぶります。毛量が少ない時にお使いください。


ウィッグの中でずれないようにあらかじめウィッグの裏側に縫いとめておくことをお勧めします。

ウィッグのかぶり方
ご自身の生え際よりも少し後ろの位置に合わせてからスタイルのバランスをとっていくと自然に着けられます。

ウィッグの左右もみあげ部分を持ち、生え際から少し後ろを目安に前方から後方にかぶります。


ウィッグを押さえながら襟足部分を下に引っ張りしっかりかぶります。


左右のもみあげ部分のワイヤーを少し内側に曲げ、フィットさせます。


スタイルのバランスを確認しながら着ける位置の微調整を行います。


ブラシや手ぐしで整えて完成です。
ワックスやスタイリング剤などの整髪料は、お好みに応じてお使いください。
ドライヤーやヘアアイロンもご使用いただけます。
ワックスやスタイリング剤などの整髪料は、お好みに応じてお使いください。
ドライヤーやヘアアイロンもご使用いただけます。

●サイズ調整
ウィッグのサイズ調整は、襟足部分のアジャスターで調整します。
ウィッグのサイズ調整は、襟足部分のアジャスターで調整します。


●クリップをご使用の場合
クリップを使う場合は、クリップを開け、自毛をはさんで留めます。
クリップを使う場合は、クリップを開け、自毛をはさんで留めます。


●テープをご使用の場合
テープで固定する場合は、ウィッグ用両面テープを両面テープ接着シートに貼ってご使用ください。
※テープをはがす際はリムーバーをご使用ください。
テープで固定する場合は、ウィッグ用両面テープを両面テープ接着シートに貼ってご使用ください。
※テープをはがす際はリムーバーをご使用ください。

お手入れ方法
ウィッグをより長くキレイな状態で保つため、以下の手順で定期的なお手入れを行ってください(1週間~10日に一度程度)。
■お手入れ前の準備
用意するもの
●シャンプー
●コンディショナー
●目の粗いクシor目の粗いブラシ
●大きめの容器
※ウィッグ全体が浸る大きさのもの
●タオル
●ドライヤー・ヘアアイロン
●ウィッグ台
※固定できるタイプが便利です
●シャンプー
●コンディショナー
●目の粗いクシor目の粗いブラシ
●大きめの容器
※ウィッグ全体が浸る大きさのもの
●タオル
●ドライヤー・ヘアアイロン
●ウィッグ台
※固定できるタイプが便利です

シャンプー前に目の粗いブラシなどで毛の流れを整えます。(毛先から少しずつからみを取り、ベースネットを傷つけないようにブラッシングしてください。
■シャンプー

水かぬるま湯(20~40℃)を張った容器にシャンプーを適量いれてよく泡立てます。


容器にウィッグを毛先から入れ、汚れを浮かせるためしばらく浸します。水が汚れたら入れ替えてSTEP1から繰り返します。


おしゃれ着を洗うように優しく押し洗いします。


ウィッグを優しく押すように、溜めすすぎをして、泡がなくなるまで繰り返します。

■コンディショナー(トリートメント)

水かぬるま湯(20~40℃)を張った容器にコンディショナーを適量溶かし入れます。


容器にウィッグを毛先から入れ、浸します(トリートメントの場合は数分おきます)。


水を入れ替えてウィッグを優しく押すように溜めすすぎをし、これを数回繰り返します。


ウィッグを水からあげて毛先からクシで丁寧にとかします。


ウィッグ全体をタオルで包み込み、軽く叩くように水気を取ります。


ゴシゴシこすったり、ウィッグに直接水流をあてないようにしてください。毛が絡む原因となります。
万が一絡んでしまった場合はブラシで毛先から丁寧にほぐしてください。
ウィッグの根元やベースは非常にデリケートですので、強く引っ張ったり、過度のブラッシングは避けてください。
ウィッグの根元やベースは非常にデリケートですので、強く引っ張ったり、過度のブラッシングは避けてください。

■ブロー

タオルドライ後、洗い流さないトリートメント等を、濡れている髪(毛先中心)になじませます。


ベースネットの内側をドライヤーで軽く乾かした後、髪全体を乾かします。ドライヤーは根元~毛先の順に当ててください。


髪が完全に乾ききる前に水分が少し残った状態でブロッキングをし、ブラシとドライヤーを使い襟足から順に髪型を整えていきます。


ブロー後はヘアスタイルの崩れを防ぐためウィッグ台で保管してください。


ヘアアイロンで整えると毛流れがきれいになり、ツヤが出ます。
