医療用ウィッグを上手に乾かすポイント
医療用ウィッグをシャンプー&コンディショニング(リンス)してタオルドライをした後は、ドライヤーできちんと乾かしましょう。
ドライヤーを使うことで、医療用ウィッグの髪にツヤが出ます。また髪の流れを整えておくと、医療用ウィッグを使用するときのスタイリングもしやすくなります。
医療用ウィッグの乾かし方にもちょっとしたコツがあるので参考にしてくださいね。
医療用ウィッグを乾かすときに用意するもの
◆ドライヤー
◆ブラシ
◆洗い流さないオイルタイプのトリートメント
◆ウィッグスタンドもしくはウィッグ台(できれば、固定できるウィッグ台をおすすめします。)
医療用ウィッグがまだ濡れているうちに保湿をしましょう
タオルドライした後の、まだ濡れている状態の医療用ウィッグに洗い流さないトリートメントをつけます。
トリートメントの適量は1〜2プッシュ、医療用ウィッグの毛先を中心に、全体的つけてください。
医療用ウィッグは毛先が一番傷みやすいので重点的に保湿するのがポイントです。
いきなり医療用ウィッグをドライヤーで乾かすと、パサついたりまとまりが悪くなるので、医療用ウィッグがまだ湿っているうちに必ず保湿してくださいね。
はじめに乾かすのは医療用ウィッグの内側から
医療用ウィッグ ストレートロング CL-1
医療用ウィッグの内側は乾きにくいため、スタイルを整える前にしっかり乾かしておきましょう。
医療用ウィッグを裏返しにして、ネット部分全体に温風をあててください。
医療用ウィッグ全体にドライヤーをかける前に軽くスタイルを整えましょう
医療用ウィッグ ブライトボブ CS-15
裏返しにした医療用ウィッグを元に戻して、手を医療用ウィッグの中に入れて軽く上下に振ります。
特にウェーブのあるスタイルの医療用ウィッグの場合は振ることでウェーブが戻りやすくなります。
乾かすのは医療用ウィッグの髪の根元から
ウィッグスタンド、ウィッグ台がある方は、台に医療用ウィッグをセットします。
ウィッグ台を使う場合には待ち針などで医療用ウィッグを数ヶ所固定するとよりドライヤーがしやすくなります。
(待ち針の外し忘れに注意してくださいね。)
乾燥しやすい医療用ウィッグの毛先ではなく根元が一番乾きにくいので、医療用ウィッグの根元のほうからドライヤーの温風をあてて乾かします。
ドライヤーのターボ機能などは温度が高くなり過ぎて医療用ウィッグを傷める原因になるので、できるだけ低めの温風でゆっくり乾かしてくださいね。
ドライヤーをあてながらブラシでスタイルを整え、医療用ウィッグ全体を完全に乾かしましょう。
医療用ウィッグを乾かすときのポイント
医療用ウィッグ プレンティボブ CM-19
◇ドライヤーの温風はターボ機能などの高温を使わないでください。
また温風を一か所にあて続けないようにしてください。医療用ウィッグが傷む原因となります。
◇できればウィッグ台があると便利です。
折りたたみ可能な簡易スタンドですと、安定が悪いので医療用ウィッグのドライヤー中に倒れてしまうことがあります。
吸盤でしっかり底面を固定できるウィッグ台を使うとグッとスタイリングしやすくなるのでおすすめです。
医療用ウィッグ ミスティウェーブ CL-7
◇医療用ウィッグが乾燥したら、ヘアスタイルの崩れを防ぐため、すぐにウィッグスタンドもしくはウィッグ台に医療用ウィッグを載せておきましょう。
◇ウェーブの医療用ウィッグの場合…ロールブラシでスタイリングしたり、指でカールをつまんだり、絡ませながら行うとウェーブが戻りやすくなります。
◇ストレートの場合…髪の毛の流れを整えるようにドライヤーを上下に動かして温風をあてると、ツヤのあるストレートの医療用ウィッグになります。
ポイントを押さえれば医療用ウィッグの乾かし方は簡単です☆